トリガーポイント
トリガーポイント治療は、受けている患者さん自身も「あっそれ!」と認識し、「あ~治るんだな~」と感じる事が出来ると思います。トリガーポイントは、筋肉の縁に出来やすく、更に奥の方に出来ます。触るには解剖の知識と訓練が必要です。それぞれの筋肉の揉み方があり、硬い部分の中の更に悪い所を探していきます。そこを触られた時、「あ~先生!それなんです!そこをやって欲しかったんです。よくわかりますね!」本当にそんな感じです。
長年のしつこい痛みコリはもちろん、日常の肩こり、あなたの気づいていないコリまで、見つけて揉んでいきます。患者さんは、力を入れて揉まれていると感じますが、筋肉と筋肉の溝に手を入れると、軽く触れるだけで効くんです。しかも筋肉は繊維なんですが、その繊維方向に沿って揉む事により、筋繊維を傷つけず、いわゆる「もみ返し」も起きにくくなります。
力を入れて揉むと、患者さんも辛いし、揉む方も疲れます。強いマッサージは、一瞬、抑制が働き、痛みの感じにくい状態になります。しかし、抑制されているだけなので、また痛くなります。そしてもっと強い刺激を求めるようになり、筋繊維は傷つき、さらに固くなります。
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