治療の流れ

問診・検査の後、症状に応じて、鍼や手でのトリーガーポイント治療、手技中心の筋膜治療をします。(深いコリは、鍼が効果的ですが、どうしても苦手な方は、鍼をせずに対応します)

日常の注意点、自分で出来る治療、筋トレの指導をして終了です。

ご自身でやる事は、なかなか続ける事が難しいので、チェックシートをつけてもらいながら、続いているかの確認も行います。

トリガーポイント

例えば「足のシビレ」というと、坐骨神経痛や椎間板ヘルニア等を想像する方も多いと思います。しかし、殿部(おしり)などのコリから来る「関連痛」である事もとっても多いんです。その場合は、その原因のコリを上手に刺激すると、症状の再現が起こります。(再現痛) 患者さん自身も「あっそれ!」と認識する事が出来ます。そしてそれを上手く取り除く方法が、トリガーポイント療法です。ちなみにトリガーとは、「引き金」という意味です。

筋膜治療

最近何かと耳にする事が多くなった筋膜ですが、筋肉を被っている膜です。よく全身タイツに例えられます。全身タイツみたいなものなので、どこかが縺(もつ)れたり癒着すると、全体を引っ張る事になり、時間が経過すると、全身に影響をあたえます。通常は、筋肉と筋膜は、スムーズに滑るのですが、時々癒着を起こしてしまいます。そうすると動きが制限され、痛みを感じます。また、筋膜は、コラーゲン繊維なのですが、それが縺れて絡まったような状態になる事もあります。どのような状態になっているのか見極めて、主に手技で整えます。ちょっと痛みを伴う事もある治療ですが、筋膜に問題があり、それが改善された時の効果は、劇的であることも多いです。

治療の注意点

受ける前に

痛む姿勢、痛む動き、楽な姿勢を具体的に治療前にお聞きします。とっても重要なので、詳細に答えられる様にしておいて下さい。椅子から立ち上がる時に痛い場合でも、初動なのか、後半の腰を伸ばす時なのか等、注意しながら生活してみて下さい。(その場で、痛みを再現出来る姿勢や、動きを出来ることが望ましいです。)


鍼・マッサージの場合

鍼治療後、反応が強く出る場合もあります。全く出ない場合もあります。多くは少しだるくなったり、重い感じがします。次の日少し重く、その次の日に軽くなる。そんな具合がいい様に思います。

反応があるのは、悪いことではありません。反応が強く出過ぎた場合は、刺激が過多だったかもしれません。でも効果がある証拠です。次回から、刺激量を調節します。


筋膜治療の場合

筋膜治療後は、痛みが一時的にひどくなる事があります。

「冷やして下さい」と言われた場合は、ビニール袋に入れた氷や、保冷剤を患部に直接当て、2~3分、1時間に3~4回の割合で繰り返して下さい。

その後も「ズキズキ」する場合は、もう一度冷やして下さい。

患部を湿布やテーピングで覆わないで下さい。筋膜の動きが阻害されて、元に戻ってしまいます。

治療当日、患部を温めないで下さい。お風呂に浸からず、シャワーだけにして下さい。

赤い引っかき傷のようなものや、内出血を起こす場合がありますが、1週間程度で消える場合がほとんどです。ご心配なさらないで下さい。

翌朝、寝ている間にあまり動かないことにより、痛みが出ますが、起床後6時間ほどで、緩和されてきますので、気にせず動いてください。